@article{oai:kagawa-u.repo.nii.ac.jp:00001005, author = {新居, 正敏 and Nii, Masatoshi}, journal = {香川生物, Bulletin of the Biological Society of Kagawa}, month = {Jun}, note = {島嶼部を除いて, 県内432社寺林の高木(亜高木), 上層の構成樹種のうち主もの33種類中25種類について分布をまとめた。 その結果, クスノキ, アラカシは, 調査した殆んどの社寺林で認められたので, 分布域は本県全域であると思われる。 エノキ, ムクノキは, 阿讃山脈の頂上近くを除いて, 調査した殆んどの社寺林で認められた。 アベマキ, クヌギは, 県下全域に, コナラは, 平野部から山間部に多く分布していた。 ツブラジイは, 海岸近くから山間部にかけて帯状に分布しており, 中讃・西讃で多く認められた。タブノキは, 西讃の山間部に集中していた。カシの類では, アラカシ以外でウバメガシの149社寺林が最も多く, その殆んどが海岸近くに分布していた。アカガシは, 県中央部の標高の高い山間部~山地に, ウラジロガシは, 海岸よりも内陸部~山間部にかけて多く, シリブカガシは, 西讃の平野部~山間部に多くぶんぷ, また, シラカシは少ないが県内に転々と認められるなど, それぞれ特徴のある分布域が明らかになった。 ケヤキは, 山間部の標高の高い地域に多かった。ヤブニッケイ, カゴノキは県内全域に分布していた。クロガネモチは, 海岸~平野部の標高の低い所に多く分布していた。モッコク, クロバイは, 平野部~山間部に多く分布していた。その他, モチノキ, イスノキ, ヒメユズリハ, ホルトノキ頭は, 認められた社寺林は多くなかったが, それぞれ特異な分布を示し興味ある結果を得た。}, pages = {17--27}, title = {香川県の社寺林(4)主な構成樹種の分布について}, volume = {22}, year = {1995}, yomi = {ニイ, マサトシ} }