@article{oai:kagawa-u.repo.nii.ac.jp:00001129, author = {松本, 一範 and Matsumoto, Kazunori and 谷, 沙奈枝 and Tani, Sanae and 阿地, 彩 and Achi, Aya}, journal = {香川生物, Bulletin of the Biological Society of Kagawa}, month = {Jun}, note = {香川県高松市新川河口のヨシ原で2008年6-10月に,ツバメ Hirundo rustica の集団ねぐらに関する調査を行った。ヨシ原をねぐらとして利用したツバメの個体数は,6月は61555個体程度であったが,8月に5,000個体程度に増加した後,減少に転じて10月下旬には0個体となった。ねぐら入り(ヨシ原上空にツバメが飛来し始めてから集合した全個体がヨシ原に入りきるまで)の時間帯は,6月と8月は18:15-19:45,10月は17:15-18:15であり,飛来個体数は日没時刻の少し後にピークに達した。また,日没が早まるにつれて,ツバメは日没時刻のより直前にヨシ原に飛来し始め,ねぐら入りにかかる平均時間は,61月は78.8分,8月は75.0分,10月は41.3分と短くなった。ツバメがねぐらとして利用するヨシ原と利用しないヨシ原を比較した結果,ヨシの茎の直径は異ならなかったが,前者の方が後者よりも,ヨシの高さは低く,その生育密度(単位面積当たりの茎の数)は高かったため,ツバメのヨシに対する選好性の存在が示唆された。日本野鳥の会香川県支部に対するアンケート調査により,ツバメの集団ねぐらは香川県内に少なくとも8箇所存在し,そのほとんどが河口付近のヨシ原にあることが確認された。}, pages = {67--74}, title = {香川県高松市新川河口におけるツバメ Hirundo rustica の集団ねぐら}, volume = {42}, year = {2015}, yomi = {マツモト, カズノリ and タニ, サナエ and アチ, アヤ} }