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  1. 学位論文
  2. 博士論文(工学)

非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)のマスクフィッティングの安定化を目指した荷重バランス計測システムに関する研究

https://kagawa-u.repo.nii.ac.jp/records/11481
https://kagawa-u.repo.nii.ac.jp/records/11481
aa559f75-fa27-4d7a-b682-742d64365ea3
名前 / ファイル ライセンス アクション
Eng_A170.pdf 本文 (8.8 MB)
Eng_A170_abstract_result.pdf 論文内容の要旨・審査結果の要旨 (145.7 kB)
Item type 学位論文 / Thesis or Dissertation(1)
公開日 2022-10-21
タイトル
タイトル 非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)のマスクフィッティングの安定化を目指した荷重バランス計測システムに関する研究
言語 ja
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_db06
資源タイプ doctoral thesis
アクセス権
アクセス権 open access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_abf2
著者 淺原, 佳江

× 淺原, 佳江

ja 淺原, 佳江

ja-Kana アサハラ, ヨシエ

en Asahara, Yoshie

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 1.緒論
 非侵襲的陽圧換気療法(Non-invasive Positive Pressure Ventilation:NPPV)の治療患者にマスクを装着するためのマスクフィッティングにおける定量的計測法はいまだ確立されていない領域である。本論文は、マスク本体から得られる情報としてマスク本体と顔面間の接触圧(以後、ストラップ荷重)を間接的に計測してマスクフィッティングの安定性を定量化するために“ストラップ張力センサ”を開発し、その有効性を検討したものである。
 第一章では、本研究の背景、目的について述べている。NPPVの基本とマスクフィッティングの現状についてまとめ、呼吸補助を必要とする患者に必要な分野であることを述べた。次に、NPPVに必要なマスク構成要素とそれらの構造と特徴についてまとめ、ストラップ張力と患者の顔面に対するマスクの圧迫力との関係について述べた。さらに、NPPVにおける医療関連機器圧迫創傷(Medical Device Related Pressure Ulcer:MDRPU)の要因について述べ、ストラップ張力の重要性と現行のマスクフィッティングの定性的な評価法について議論した。本研究において、NPPV患者の負担軽減となるマスクフィッティング操作を行うための、ストラップ張力を考慮した計測の検討と開発による定量的評価法の実現を目的とした。
言語 ja
抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 2.ストラップ張力センサの実現とストラップ荷重の定量的評価
 第二章では、ストラップ荷重の計測を実現するために、ストラップがマスクと接触するストラップホールの形状に注目し、ストラップ張力センサの設計について提案した。そして、使用する圧力センサの構造について議論し、特性を生かした計測ユニットを提案した。
 ストラップ張力の評価のためにストラップからマスク本体にかかるストラップ荷重をセンシングするシステム、マスクの接触の評価のためにマスククッションからマスク外に漏出するガスリーク量の計測システムをついて提案した。そして、試作したストラップ張力センサによるストラップ荷重の計測によって、各ストラップがマスク本体へ与える荷重の割合とストラップ総荷重の中心点の算出を実現した。さらに、バランス点の表示システムを構築し、マスク本体に設定した座標系において、ストラップ総荷重の重心座標の算出とバランス点の可視化を実現した。
言語 ja
抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 3.荷重バランス計測システムの実現とその評価
 第三章では、実験を行うためにマスクフィッティングにおける指標と操作の提案と、人工呼吸器にて送気調整を加える操作の条件を決定した。4か所のストラップに加わる荷重の比率を4種類のCaseに分け、さらに6種類のストラップ総荷重についてバランス点の計測を実現した。さらに、送気調整の前後によるバランス点の変化によって、ストラップ総荷重が増加するとガスリーク量やバランス点の移動距離は小さくなるが、ストラップに加わる荷重の比率によって違いがあることを実証した。またバランス点の変位量は適切なマスク装着条件の指標となる可能性を示唆した。
言語 ja
抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 4.マスクフィッティングにおけるストラップ微調整機構の実現
 第四章では、ストラップの面ファスナーを用いたマスク本体の仮固定と本固定において、ストラップ張力の微調整と一定に保つ機能の重要性を議論した。そしてマスクフィッティングにおけるストラップ操作の特徴について議論し、微調整機構の製作を提案した。そして張力調整ユニットとシャフトを試作し、計測ユニットの取り付けと荷重バランス計測システムを用いたストラップの微調整機構を実現した。
言語 ja
抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 5.微調整機構の付加によるマスクバランスの改善
 第五章では、マスクの仮固定から本固定に至るまでのストラップ操作手順について、微調整ユニットの有無によるストラップ荷重の時間的変化を計測し、微調整ユニットによるストラップ操作のスムーズな張力変化を実証した。またバランス点のばらつきに対する比較実験ではばらつきが小さくなることを実証し、マスクフィッティング中の患者への負担の軽減につながることを示唆した。またストラップ張力の均等性を重視した新たな手順である対角法を提案し、ストラップ操作中のマスクの移動の減少につながることを実証した。患者の顔面への負担を軽減するためのマスクフィッティングを行うための微調整の手技に新たな視点を見出した。
言語 ja
抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 6.総括および結論
 第六章では、総括として、①本研究において開発したストラップ張力センサと計測システム、②ストラップ微調整機構によるマスクフィッティングの安定化と臨床応用として用いるための課題、及び③結語を述べている。本研究では、ヒトの操作感覚では把握できない情報を計測するセンサシステムを用いることで、定量的情報取得とマスクバランスの可視化を実現した。マスクフィッティングの定量的評価の指標となるこれらの研究により期待される臨床現場のニーズに対応する多くの知見を得た。
言語 ja
学位名
言語 ja
学位名 博士(工学)
学位授与機関
識別子Scheme kakenhi
識別子 16201
言語 ja
機関名 香川大学
言語 en
機関名 Kagawa University
学位授与年月日
学位授与年月日 2022-09-30
学位授与番号
学位授与番号 甲第170号
著者版フラグ
出版タイプ VoR
出版タイプResource http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85
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Ver.1 2023-05-15 10:30:28.768279
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