@article{oai:kagawa-u.repo.nii.ac.jp:00011709, author = {坂中, 尚哉 and Sakanaka, Naoya and 小出, 優奈 and Koide, Yuna}, journal = {香川大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻心理臨床相談室紀要}, month = {Mar}, note = {本研究は、乳児を抱える母親に対して、動的家族描画法(kinetic Family Drawings: 以下K-F-D)を施行し、コロナ禍における乳児を育児する母親の描く描画特徴を検討した。調査対象者は、特定非営利活動団体Aが運営する子育て支援施設に通所する0〜2歳の子どもを育児中の母親31名(平均年齢32.0歳)である。形式分析の結果、「人物像の大きさ」、「人物像の高さ」において、父親の存在が際立つ描画表現が見られた(χ²(5)=66.355, p<.01)。次に、「母親と対象児との距離」において、「母親」の一番近くに「対象児」(0〜2歳児)を描きやすく(χ²(3)=46.032, p<.01)、「対象児」に対する関心の高さと親密性が投影されていると推測された。内容分析では、「食事をする」などの室内での主題と比べて、「公園や庭先でのプール」などの屋外での主題が多い傾向(χ²(1)=23.516, p<.01)にあった。K-F-Dには描き手の生活環境に加え、時代性や風土性を如実に映し出す側面があることを考察した。}, pages = {7--13}, title = {コロナ禍における乳児を抱えた母親の動的家族描画法の描画特徴}, volume = {2}, year = {2023}, yomi = {サカナカ, ナオヤ and コイデ, ユナ} }