@article{oai:kagawa-u.repo.nii.ac.jp:02000065, author = {杉田, 貴瑞 and Sugita, Takayoshi}, journal = {香川大学教育学部研究報告, Memoirs of the Faculty of Education, Kagawa University}, month = {Sep}, note = {本研究は、19世紀のイギリスの小説家チャールズ・ディケンズの作品が、明治という近代化して間もない日本において受容される過程を、人称翻訳という観点から探究したものである。言語的にも文化的にも西洋の文学を取り入れる体制が整っていなかった明治という時代、原作を理解して日本語として再構築する際には、人称をいかに訳すかという大きな壁があった。描出話法など多彩な英語表現を駆使するディケンズ作品というテクストを翻訳する過程において、訳者たちは人称を自然な日本語として吸収することで新たな作品解釈の可能性を見出したと結論付けた。}, pages = {55--62}, title = {明治期のディケンズ受容と人称翻訳の問題について}, volume = {9}, year = {2023}, yomi = {スギタ, タカヨシ} }