@article{oai:kagawa-u.repo.nii.ac.jp:00002050, author = {前盛, ひとみ and Maemori, Hitomi and 日下, 隆 and Kusaka, Takashi}, journal = {香川大学教育学部研究報告 第Ⅰ部, Memoirs of the Faculty of Education, Kagawa University. Part I}, month = {Mar}, note = {本研究は、NICU入院を経験した低出生体重児の母親における母親意識の発達を検討することを目的とした。7名の母親を対象に半構造化面接を行い、妊娠期からNICU入院を経て、育児期に至るまでの主観的体験を検討した。その結果、【身体的・心理的安全感の保持】、【子どもの医療的な現状に伴う揺れ動き】、【わが子のイメージの揺れ動き】、【「親としての自己」の構築/再構築】、【育児の喜びと責任】、【サポート体制の構築】の6つのカテゴリー・グループが見出された。カテゴリー分析および事例分析を踏まえ、NICU入院を経験した低出生体重児の母親は、①急性期には特に、子どもに関するポジティブ-ネガティブな感情の揺れ動きを体験し、アンビバレントな状況にあること、②子どもに対するポジティブ-ネガティブなイメージが、母親の罪責感や親役割へのコミットメント等の感情体験と関係していること、③母親の経験や問題を共有する他者がいることが、母親が自分の経験を捉え直し、ポジティブな側面を見出す契機となり得ること、の3点が示唆された。}, pages = {67--78}, title = {NICU入院児の母親における母親意識の発達}, volume = {141}, year = {2014}, yomi = {マエモリ, ヒトミ and クサカ, タカシ} }